2014年08月17日

夏の棚経

今年も、8月8日〜12日にかけて、
山内の役寮および雲水らが、お盆前の棚経へ伺わせて頂きました。
どこのご家庭でも、お仏壇周りがきちんと整えられ、
帰ってくるご先祖様を待ちわびるお気持ちが伝わってまいりました。
また、お茶やオシボリの御接待等を頂き、大変助かりました。
あの一杯のお茶が、一本のオシボリが、次のお宅へ向かう励みになります。
ありがとうございました。

ただ、どうしても時間に追われながらの棚経ですので、
十分にお話しをすることもままならない場面もありました。
予定の時間に遅れるなど、失礼をすることもあったかと存じますが、
一人あたり20軒〜30軒のお参りでございます。
昼食はおろか休憩もままなりません。
全てが予定通りとはいかないことを何卒、ご了承くださいますよう、
お願い致します。

皆様のご先祖様が、無事に里帰りされ、
穏やかなお盆をお過ごしいただけたならば、
私たちの棚経がその一助になれましたのなら、幸いです。

以下、棚経へ赴く途中で撮影した写真です。
特に、長崎にご縁がありながら、お盆の帰省が出来なかった方、
地元を思い出しつつご覧ください。



9日の長崎です。
直撃するかと思われていた台風がそれ、雨は降りませんでしたが、
風が強い一日でした。
平和公園で行われた平和祈念式典も、テントは撤去され雨具を配布された中で行われたようです。
長崎市平戸小屋町から市内中心部を見ています。
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翌日10日の長崎。
あいかわらずの曇天です。おかげで日差しが弱く気温は低めです。
昨年は強い日差しの中、汗だくになった記憶があります。
ただ、湿度は高いです…。ムシムシします。
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長崎市立山から、長崎港を見ます。
とても高い所にあるマンションの、なおかつ高い階からの撮影ですから、
雲も近く感じます。
鳥だったらこんな風景が見れるのでしょうか。
ちなみに、長崎の空には「とんび」が多いです。
石段を登り降りしていると、「ピーヒョロロロ…」と鳴く声が聞こえます。
自動車や路面電車の雑踏から離れた静かな路地が多いからこそ、かもしれません。
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棚経のお宅へ向かう石段。
長崎では車よりもバイクが有利です。
それでもちょっと路地に入ると、長崎はこんな道ばかりですから、
バイクも置いて歩かねばなりません。
…鍛えられます。
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そして、猫も多いです(笑)。
長崎の猫は、「おまがりさん」と言われます。
その名の通り、尻尾がカギになっている猫が多いのです。
その理由は諸説ありますが、これを大真面目に研究している学会もあるとか。
この子の尻尾はどうかな…?
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11日の長崎。
久しぶりに日差しが戻ってきました。いい天気です。
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気温も上昇。夏らしくなりました。
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そして石段。
汗だくでも、お待ちになっている人が居るからこそ、頑張れます。
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ただ昨年も思いましたが、このような石段で行かねばならないお宅の周りは、
以前に比べ、空き家や更地が増えたように思います。
どうしても高齢の方には住みにくい環境です。
いずれ、この坂の町の風景も一変する時が来るのでしょうか。

長崎港の入り口にかかる「女神大橋(めがみおおはし)」です。名前の通り綺麗な橋ですね。
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おまけ
お参りを済ませて帰山途中、松が枝国際埠頭に接岸している大型船を見つけました。
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「ダイヤモンドプリンセス」号です。
排水量115,875トン 全長290m 全幅41.5m 乗客乗員 3800名
…町が丸ごとひとつ入って来たようなものです。
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ご存じの方も多いでしょうが、彼女は2004年長崎港生まれです。
お盆ですから、やはり里帰りですかね(笑)。
posted by 晧臺寺 at 23:37 | 行事