2016年01月20日

大般若祈祷会(だいはんにゃきとうえ)法要

あけましておめでとうございます。
平成28年が明けて、はや3週間になろうとしておりますが、
みなさまお変わりはないでしょうか。
先日から、全国的に急激な寒波に見舞われておりますが、
ここ長崎は、今日もかなり冷え込んでおります。
20160120大般若1.jpg

本日、1月20日、毎年恒例の「大般若祈祷会法要」を厳修いたしました。
20160120大般若2.jpg

以下、曹洞禅ネットより転載です
-------------------------
曹洞宗では正月三が日に「転読大般若(てんどくだいはんにゃ)」と呼ばれるご祈祷を行います。「転読大般若」とは、『摩訶般若波羅蜜多経(通称:大般若経)』の経文を読むことにより、その功徳をもって、世界の平和や各参列者の平安などをご祈祷申し上げる法会のことです。

 『大般若経』は、『西遊記』にも出てくることで有名な三蔵法師玄奘(602〜664)が、最晩年になってから4年余りの年月をかけて配下の訳経僧たちとともに翻訳した、あらゆる仏典の中で最大規模を誇る経典です。字数は約500万字、全部で600巻となります。

内容は、大乗仏教の空思想にもとづく般若思想を記録したものであり、同経中では、全部で十六の場所において釈尊が法を説かれています。また、玄奘三蔵はこの訳出を終えてすぐに亡くなってしまいましたが、自分の生存中に経典の翻訳が終わったことについて、諸仏や龍天の助けがあったと述べたことから、この経典が国家や民衆を守ってくれると信じられ、「大般若会(だいはんにゃえ)」の成立となりました。なお、「般若」というのは、大乗仏教の菩薩が重んじる「六波羅蜜」という徳目の一つの「般若波羅蜜」のことです。これは、「智慧の完成」を意味します。 日本に於ける「大般若会」の歴史を遡ってみると、703年に藤原京にあった四大寺に天皇が命じて行わせたようで、その後は寺院のみならず朝廷の宮中にも僧侶が出張して行われました。737年になると、奈良市にある大安寺で毎年行われるようになり、中世に至って全国に広まっています。

 「大般若会」は、その式の中で『大般若経』600巻を全て読みますが、怖ろしく膨大であるため、当然、全て正しく読む(これを「真読(しんどく)」といいます)のは至難の業です。先に挙げた大安寺では150人の僧侶がこの法会に参加していたようですが、現在の曹洞宗寺院では、少人数で行われる場合も多く、その時には、略して読む方法(これを「転読(てんどく)」といいます)が採られています。

 「転読」の方法は、時代によって変遷があり、当初経典が「巻物」であった時代には、題名と、中間と、末尾のみをめくって読んだそうです。その後、現在のような「折本」が出来てくると、左右や前後に振るようにして転読としました(一説には、経文に節を付けて読むことを「転読」とする見解もあります)。この転読の際に出る風に当たると、一年間は無病息災になるといわれています。

(以下略)
-------------------------------------

晧臺寺で使っている大般若経は、大正時代のもの。
大正十年一月元旦、海雲山晧臺寺、
二七代目の住職・金峰玉仙和尚さまのものです。
20160120大般若4.jpg

今年も大勢の方がお参りくださいました。
20160120大般若6.jpg

20160120大般若7.jpg

20160120大般若8.jpg

大田方丈が導師をおつとめします。
20160120大般若10.jpg

パタパタと教本を転読し、お参りされた方の肩や頭をたたきます。
「今年一年、無病息災でありますように。」
20160120大般若15.jpg

20160120大般若18.jpg

20160120大般若19.jpg

20160120大般若17.jpg

幼稚園の子供たちも参加。こわくなかったかな??
20160120大般若22.jpg

今年は、昨年、峨山禅師650回大遠忌にちなみ、
長年お寺に貢献されてきた方々の表彰も行いました。
20160120大般若25.jpg

大田方丈よりごあいさつ。
20160120大般若27.jpg

最後に、ご祈祷札をお渡しします。
それぞれのご家庭が、大般若経の功徳力で、平穏で幸多い一年となりますように。
20160120大般若28.jpg

ご参詣できなかった方へは、後日郵送させていただきます。
古いお札は、お寺でおたきあげ致しますので、近くへお越しの際に受付へお渡しください。
20160120大般若30.jpg
posted by 晧臺寺 at 14:39 | 日記

2015年12月16日

銀杏の木

境内の銀杏が落葉しています。

20151216銀杏の木.jpg

今日の長崎は急激に冷え込みました。
明日朝はもっと寒くなるような予報です。
今年は暖冬といわれて、昨日まではまるで冬らしくない気温でしたが、
今日は一気に冬がきたようです。

どうぞ、みなさまも体調を壊されませんように。

さて、年末年始の晧臺寺の予定をお知らせします。

土曜日の参禅会
年末年始はお休みいたします。
12月19日(土) 通常通り行います。
12月26日(土) おやすみ
1月2日(土) おやすみ
1月9日(土) 通常通り行います。

「お寺でクリスマス・ゴスペルコンサート」
12月25日(金)18:00開場18:30開演
新聞等でも紹介されましたが、
「BB’s(ビービーズ)」によるコンサートを行います。
詳しくは
http://bbshappy.com/
もしくは 050-5275-0428 までお問い合わせください。

年末恒例のもちつき
12月29日(火)、朝から境内で行っています。
どなたでも参加できます。ぜひお越しください。

大般若祈祷会
1月20日(水)10:30より行います。

やや気が早い挨拶になりますが、
どちらさまも、よいお年をお迎えください。
皆様にとりまして、来年がより穏やかな一年になりますように。
posted by 晧臺寺 at 18:04 | 日記

2015年12月02日

臘八接心(ろうはつせっしん)

毎年12月1日から、「臘八接心」を修行しております。
今日が二日目。朝から雨になりました。
20151202臘八接心3.jpg

曹洞宗では、坐禅を修行の根本としております。
道元禅師さまが著された正法眼蔵坐禅儀にも、
「坐禅は習禅にはあらず、大安楽の法門なり」とお示しです。

-----------以下『曹洞宗公式サイト』より引用です。-----------

12月8日は、お釈迦さまがお悟りを開かれた事をお祝いする「成道会」の日です。

お釈迦さまはシャカ族の王子として生まれ育つ中で、何不自由のない恵まれた生活を送っていました。しかしある時「人は生まれてきた以上、必ず年老いてゆくし、また病気にもかかる。そして何より死というものは誰にでも必ず訪れる」という自然の摂理に気づかれます。この逃れようのない苦の現実をいかに受け止め、解決することが出来るのか。お釈迦さまはその答えを求めて29歳の時に、王子の地位も、約束された将来も、恵まれた財産も、そして家族すらもすてて出家の道へと入られたのでした。その後2人の修行者のもとで禅定を学び、また6年にもわたる苦行を続けられるのですが、この生活ではどうしても、本当の意味でのこころの安らぎを得ることが出来ませんでした。

お釈迦さまは心と体の関係を「琴」にたとえて考えました。

「琴の弦は、緩んでいては良い音色を奏でることは出来ない。これは欲望に自らをまかせた生活である。ここに本当の安らぎはない。しかし、弦は張り過ぎると切れてしまう。それは自らの命を失うような苦行の生活だ。ここにも、本当の安らぎは存在しない。」

欲望に任せた自堕落な生活でも、命を失いかねない苦行でもない「ちょうどいい張り具合」にこそ、本当の安らぎがあるのだと感じたお釈迦さまは、苦行を離れ、身体を癒し、菩提樹の木のもとで坐禅に入りました。そして一週間の後、ついにお悟りを開かれたのでした。

曹洞宗ではこのお釈迦さまのお悟りを讃え、また実践するために、12月1日から8日までの期間「摂心会」という集中的な坐禅修行が各地の修行道場などで行われます。

----------------------
晧臺寺坐禅堂の中です。
20151202臘八接心2.jpg

中央には文殊菩薩さまがお座りになっています。
20151202臘八接心1.jpg

雨が降る日、坐禅堂で坐禅しておりますと、車の音や町のざわめきが静かになって、
軒先から落ちる滴の音まで聞こえるようです。

遠方から参加されるご寺院さまや、一般の方もまじえて、一緒に坐禅をしております。
どなたでも参加できます。
興味がおありになるかたは、晧臺寺までお越し下さい。
posted by 晧臺寺 at 12:40 | 日記

2015年10月20日

晧臺寺幼稚園運動会

10月18日(日)、絶好の秋晴れのもと、
近くの小学校の校庭をお借りして晧臺寺幼稚園の運動会がありました。
20151018幼稚園運動会1.jpg

この幼稚園の運動会には、修行僧や役寮も毎年参加しております。
今年も、プログラム最後の種目、リレー&二人三脚に出場しました。
20151018幼稚園運動会2.jpg

結果は…
日頃の修行の成果を遺憾なく発揮(?)し、堂々の1位を頂戴しました。
一緒に競技に参加された保護者ならびに職員の皆様、ありがとうございました。
普段は静かに歩く姿が多い和尚さんが、作務衣や着物姿で全力疾走。
子どもたちも保護者の皆様も笑っていただけたなら幸いです。
20151018幼稚園運動会3.jpg



posted by 晧臺寺 at 16:06 | 日記

2015年09月08日

開山忌

毎年、9月8日・9日は当山をお開きになられた、
亀翁良鶴大和尚の開山忌法要を厳修しております。

20150908開山忌1.jpg

20150908開山忌2.jpg

20150908開山忌3.jpg


法堂には、歴代住職の「頂相(ちんぞう)」が並び、普段とはやや違う雰囲気。
この歴住の頂相がそろっているお寺というのは、全国的にも珍しいのだとか。

本日午後からは、晧臺寺末寺のご住職がた、ならびに、晧臺寺専門僧堂安居経験者が全国から集まり、
ご開山さまへ報恩感謝の誠をささげます。
同時に、修行仲間と久しぶりに再会できる、
年に一度の同窓会ともいえます。

山内がしばしの間、賑やかです。



posted by 晧臺寺 at 10:24 | 日記

2015年04月27日

山内の風景

長崎では先日から「帆船まつり」が始まり、町が賑やかです。
いよいよ連休も近づいてきました。
天候にも恵まれて、ゴールデンウィークを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

山内では、桜が終わりツツジが満開です。
今年のツツジはやや早く咲き始めて、すでに盛りを過ぎたようですが。

今日(4月27日)は月曜日ですが、昨日が遠足だったので幼稚園はお休みです。
遊びまわる子供たちの声が聞こえず、遊具も手持ちぶさたな風情の境内…。
20150427山内の風景1.jpg

今日も日中はよい天気になりそうです。
20150427山内の風景2.jpg

総門(勅額門)から大仏殿に上がる参道ぞいに、ツツジが咲いています。
20150427山内の風景3.jpg

20150427山内の風景4.jpg

20150427山内の風景5.jpg

20150427山内の風景6.jpg

20150427山内の風景7.jpg

20150427山内の風景8.jpg

ぶーん、という羽音とともに、虫たちが花粉集めに精を出しています。
20150427山内の風景9.jpg

よく見ると、足に沢山の花粉が。
20150427山内の風景10.jpg

20150427山内の風景11.jpg

山門(仁王門)を見上げます。
20150427山内の風景12.jpg

2月に咲いた梅も、今は実をつけています。
20150427山内の風景13.jpg

参道の、踊り場のようになっているところにレモンの木があります。
これはレモンの花です。今まで、あまりしっかりと見たことがありませんでした。
20150427山内の風景14.jpg

20150427山内の風景15.jpg

この踊り場に、なんじゃもんじゃの木(ヒトツバダコ)があります。
20150427山内の風景22.jpg

もう満開を過ぎてしまいましたが、今年も白くてかわいい花を咲かせてくれましたが、
今はただ、散るばかりです。
20150427山内の風景20.jpg

この、ナンジャモンジャの花は、散るときにヘリコプターのようにくるくる回りながら落ちるそうです。
そうやって、少しでも遠くに子孫を飛ばそうということでしょうか。
岐阜県土岐市と長崎県対馬市の花になっています。
自生しているのは愛知県木曽川沿いと長崎県対馬の二か所だけ、という珍しい植物でもあります。

「無常」
常なるものはこの世にはなく、すべてが移り変わりゆくものである。
花たちは、その身をもって私たちにこの世界の心理を教えてくれています。
20150427山内の風景21.jpg
posted by 晧臺寺 at 12:11 | 日記

2015年03月27日

サクラサク

先週あたりから、桜のつぼみが膨らんで、
今週末には開くだろうと思っていましたが、
ここ数日の寒さから、桜も開いてよいやら、まだこのままがよいやら、
迷っているような風情です。

それでも、大仏殿前の桜はこのくらい開いております。
お花見は来週末くらいでしょうか(笑)。20150327サクラサク1.jpg20150327サクラサク2.jpg






posted by 晧臺寺 at 10:03 | 日記

2015年01月20日

大般若祈祷法要

本日1月20日、恒例の「大般若祈祷会法要」が厳修されました。
たくさんの檀信徒の方々、ならびに幼稚園の子供たちも参詣するなか、
祈祷太鼓を打ち鳴らしつつ、大般若経を転読し、
皆様の今年一年の家内安全、無病息災、心願成就、開運招福をご祈祷致しました。
写真はその時の様子です。

20150120大般若1.jpg

20150120大般若2.jpg

大般若経というお経本で、肩を軽く叩かせて頂きます。
みなさんに大般若経の功徳が届きますように。
20150120大般若3.jpg

20150120大般若4.jpg

「転読」というのは、この大般若経を声に出して読むかわりに、
写真のようにパラパラと広げて、風を送ることです。
この風によって、読経と同じ功徳を頂くことができます。
20150120大般若5.jpg

20150120大般若6.jpg

20150120大般若7.jpg

幼稚園の子供たちも、お経本で肩をパンパンと叩かれました。
怖くなかったかな?
今年も、一年間元気に過ごせますように。
20150120大般若8.jpg

20150120大般若9.jpg

転読の後、皆様からお預かりした祈祷内容を一枚一枚、読み上げていきます。
20150120大般若10.jpg

20150120大般若11.jpg

法要後、ご参詣の方には新しいお札をお渡ししましたが、
お越しいただけなかった方には、後日郵送させて頂きます。
しばらくお待ちください。
もし、お手元に昨年までの古いお札がありましたら、
こちらでお焚き上げ供養をいたします。
お近くへお越しの際にでも、当山へお持ちください。

20150120大般若12.jpg

願わくは、ご参詣の皆様はもとより、本ブログをご覧いただいている皆様、
ひいては、全世界の皆様が平和で、穏やかな一年になりますように。
posted by 晧臺寺 at 16:15 | 法要

2015年01月18日

大般若祈祷会法要のご案内

今年も、例年通り下記の日程にて「大般若祈祷会」を厳修いたします。
年のはじめにあたって、仏前に手を合わせ、家族の健康と幸せを心よりお祈りしましょう。

期日 平成27年1月20日(火)
時間 午前10時30分より

写真は、昨年1月の祈祷法要の様子です。
大般若報告1.jpg

当日ご参詣の方には、法要後にお札を差し上げます。
昨年までのお札はお焚き上げ供養を致しますので、お寺へお持ちください。

なお、当日お越しになれない場合でも、祈願内容を受付しております。

先日郵送いたしました『大般若祈祷会法要のご案内』左側にある申込用紙に、
祈願内容・氏名・ご住所など必要事項をご記入の上、
昨年までの古いお札・志納金を添えて晧臺寺までお持ちになるか、
現金書留にてお送りください。
当日法要後に、折り返しお札を郵送させて頂きます。

檀信徒以外の方でも、お参りいただいて差し支えありません。
年に一度の法要ですので、ぜひご参詣ください。
posted by 晧臺寺 at 14:32 | 法要

新年あけましておめでとうございます

晧臺寺檀信徒の皆様にはご機嫌よろしく迎春の御事とお慶び申し上げます。
晧臺寺では朝坐禅のあと全山役寮と修行僧が本堂で毎朝読経礼拝のおつとめをいたします。
大聖釈迦牟尼仏をはじめお祖師様方への報恩と世界平和祈願にあわせ檀信徒の皆様のご健勝と諸縁吉祥をお祈りいたします。
朝の坐禅の後、およそ午前六時すぎから始まりますのでどなたでもお誘い合わせご参詣いただきます様。
又、お寺での月忌回向は「宝暦」でご案内の通り、午前9時半から始まります。どうぞよろしく。
いま、至心に御山裡ご家内萬福ご多幸を祈念し、本年もご法愛よろしくと伏してお願い申し上げます。

平成27年1月吉日

海雲山 晧臺寺 住職 大田大穰
posted by 晧臺寺 at 11:00 | 行事